このたび、大成産業株式会社の 5Nm³/h スキッド型アルカリ水電解水素製造システムは工場内での組立、試運転、検査をすべて完了し、コンテナに積み込まれ EU 顧客のプロジェクト現場へ向け出荷いたしました。当社の海外水素機器事業における重要な一歩となります。
本 5Nm³/h 水素製造システムは一体型スキッド装置で、電解槽、水素精製ユニット、BOP 補機モジュール、電気制御システムをキャビネット内に集約しています。出荷前に配管組立、計器校正、装置全体の連携試験を実施し、各性能指標は EU プロジェクト基準に適合、顧客側現地での据付・調整期間を大幅に短縮可能です。
製造工程では技術チームが海外仕様に基づき、内部配管、バルブ、電気部品を精密に組立、各工程ポイントを一つずつ確認しました。工場試運転では圧力制御、水素処理、安全インターロックなど主要機能を全面検証し、装置の安定性・安全性を確保しています。冷却補機を搭載し、コンパクトなスキッド構造により海上輸送および現地での迅速な設置に対応します。
工場検収完了後、装置各部は輸出用木枠に梱包、固定バンドで固縛し海上コンテナへ積載。大成産業プロジェクトチームが出荷の節目を立ち会いました。
欧州におけるグリーン水素需要が拡大する中、大成産業株式会社は海外水素事業を推進し、標準化された水素製造装置一式と技術サービスを提供しています。今回の EU 向け出荷は欧州市場開拓における重要な実績です。今後も海外プロジェクトを推進し、信頼性の高いグリーン水素ソリューションを提供し、世界のクリーンエネルギー産業の発展に貢献してまいります。